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cake & cafe ensoleillé(アンソレイユ) 仙台市泉区館4-22-8 022-376-5189 定休日 水、木曜日 open 11:00~19:00 カテゴリ
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あじさいの季節になると、22、3歳頃に通っていた茶道の先生を思い出します。
その頃、月2回のお茶の教室が何よりも愉しくて、あの緊張感がたまらなく好きでした。 茶室にお辞儀をして右足から入り、畳を四歩で歩く。掛け軸を拝見して、茶花を拝見。 訊く所によると、茶道は芸術の全てが集約されているとの事。 お茶碗や書、そして着物や茶道具やお花・・・。 確かにあのシンプルな空間で、かなりの素敵なものに出会えました。 ある日、「和」と一文字書いてある掛け軸をじぃ~っと拝見していたら、先生が「わたしは和(なごみ)ということばがいちばん好きなのよ」とおっしゃいました。 そして、茶花には一輪のあじさい。雨上がりを思わせるようにたまゆらが輝いていました。 そんな心配りが出来る女性になりたいと思いました。 後から知ったことですが、聖徳太子の「和をもって尊しとなす」から、こころに潤いのある生き方、日本人の「和の精神」が生まれたらしいです。 日本人の培ってきた歴史をそうやって、何気ないことばで教えてくれた先生に感謝したいと思います。 先生、元気かなー?
by miyuki_kon
| 2006-07-06 21:32
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